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2021.03.12

院内内視鏡研修会

院長の安藤です。

先日開院してから約1年経過したため、内視鏡機器の洗浄方法の再確認とアップデートを兼ねて、院内研修会を開催しました。内視鏡機器を専門に扱っている業者の方に時間を作って頂き、スタッフも一緒に参加して内視鏡機器の取り扱いから、内視鏡の洗浄・保管まで改めて勉強させてもらいました。

特に新型コロナウイルスの影響で、「感染」という言葉に神経質になりすぎて内視鏡検査を避けられてはいないでしょうか? 当院では内視鏡洗浄のガイドラインや手引きをもとに消毒と洗浄を行っております。このガイドラインに沿って内視鏡機器の消毒を行えば、検査を終えられた方が持っているかもしれない菌やウイルスに対して網羅的に対応できるようになっています。特に新型コロナウイルスはアルコールや通常の次亜塩素でウイルスの膜が破壊され容易に死滅します。消化器内科・内視鏡内科は新型コロナウイルスよりも感染力の強いウイルスや消毒薬の効きにくい菌を普段から扱っているため、ガイドラインに沿って内視鏡の消毒をしっかりすることは日常的な作業なのです。

皆さんがこれからも安心して診察や内視鏡検査を受けて頂ける、そんなクリニックを目指して努力していきます。