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2020.12.14

取材を受けました

先日内視鏡のトップリーダーである オリンパス株式会社 より当院へ取材の依頼がありインタビューを受けました。

オリンパスは内視鏡分野では世界シェアの約7割を誇っており、日本の大多数の大学病院や総合病院には必ずといっていいほどオリンパスの内視鏡が置かれています。実際僕もこれまで岐阜大学から始まり、前勤務先である岐阜県総合医療センターに至るまで勤務した病院全てでオリンパスの内視鏡を用いて診療・治療を行ってきました。内視鏡医にとって、長年使用してきた内視鏡はいわば体の一部といっても過言ではなく、スコープを通しての見え方、スコープを握った感触、グリップの重さなど言葉では表現しづらい “しっくりくる” 感覚があり、この感覚が大事だと僕は考えています。

何か普段と見え方が違うから検査してみたら早期がんであったということも少なくなく、そういったこれまでに培ってきた知識だけでなく経験や感覚をクリニックでも損なわず生かしていきたいと考え、クリニックでは敬遠されがちではありますが総合病院と同じモデルの内視鏡システムを導入したいと思いオリンパスに声をかけさせて頂きました。

幸いオリンパスの方々にも僕の思いに共感して頂き、開院前から内視鏡専門メーカーの視点から内視鏡室や内視鏡待合の設計に携わってもらい効率的なシステムの配置はもちろん、検査を受けられる患者さんの不安や苦痛をできるだけ和らげて、安心して検査を受けて頂ける環境を整えて頂きました。また治療内視鏡に必要な手技の実践や内視鏡機器の洗浄などのスタッフへの研修も繰り返し行って頂きました。

インタビュー記事では、当院の『内視鏡に対するこだわり』を中心に載せて頂き、内視鏡センターの写真も細かく掲載して頂きました。

この冊子は全国のオリンパス代理店に配布される予定です。

出来上がりましたら、またこちらでご案内します。